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かるた

読み方:かるた
同義語:百人一首

かるたの画像

かるたとは読み札と絵札に分れた2種類の札を使い遊ぶカードゲームです。

一般的には百人一首を用いた「百人一首かるた」といろは歌を用いた「いろはかるた」に分けられます。百人一首かるたの全国大会なども頻繁に行われており、日本独自であり代表的なカードゲームです。

意味・目的教訓を含む遊び

百人一首かるたやいろはかるたは、遊びの中に暗記力やことわざの中の教訓などが含まれています。 単に楽しむためだけのカードゲームではなく、遊びという形を使った古くからの教育、という風に考えることも可能です。
百人一首かるたは、藤原定家が撰んだといわれる「小倉百人一首」を使ったもので、競技用に用いられるなど、大変一般に普及しており、かるたといえば百人一首かるたの事を指します。
いろはかるたは「犬も歩けば棒にあたる」などのことわざを用いたもので、百人一首かるたに比べて幼児にも理解しやすい内容になっています。

起源・歴史百人一首といろはかるた、それぞれの成立

百人一首かるたといろはかるたはそれぞれに起源があり、歴史も違います。
日本で初めに「かるた」として成立したのは百人一首かるたです。その詳しい起源は明らかにはなっていませんが、日本で昔からあった貝合わせや歌貝が元になったなどと言われています。いずれにしろ元禄(1688-1704)・享保(1716-1736)時代のかるたも現存していることから、その頃には既に流行となっていたようです。明治時代になると東京カルタ会が創設され、全国的な大会も行われるようになりました。戦後は一時遊ばれなくなりましたが、現在でも全国大会が開かれるなど日本では根強い人気を誇っています。
いろはかるたの歴史は百人一首かるたとは対照的に大変新しく、幕末・嘉永(1848-54)の頃に生まれたと考えられています。いろはかるたは関西で生まれ、後に江戸に伝わったもので、内容も東西で違いがあります。
ちなみに、「カルタ」という名前はポルトガル語で「カード」を意味する「carta〔カルタ〕」がそのまま日本に伝えられたとされています。

道具・遊び方持ち札の数を競う

かるたは3(1対1の場合、読み手が必要となるので最低でも3人必要)〜複数名で遊びます。ここでは百人一首かるたといろはかるたに共通する一般的な家庭でのかるたの遊び方を説明します。
まず初めにかるたを混ぜた後、表向けにして並べ、読み手が呼んだ読み札と対になる絵札を探します。見つけたらその絵札に触れ、「はい」と返事をします。これを繰り返し、最終的に持ち札の多い人が勝ちになります。
※百人一首かるたの公式ルールは様式が異なります。

■参考文献・ウェブサイト


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